expdpの仕様(ヘルプ)
expdpの仕様
Data Pumpエクスポート・ユーティリティには、Oracleデータベース間でデータ・オブジェクトを
転送するメカニズムが用意されています。このユーティリティは次のコマンドで起動します:
入力例: expdp scott/tiger DIRECTORY=dmpdir DUMPFILE=scott.dmp
'expdp'コマンドの後にパラメータを入力することによって、エクスポートの実行を
制御できます。パラメータの指定には、キーワードを使用します:
形式: expdp KEYWORD=valueまたはKEYWORD=(value1,value2,...,valueN)
入力例: expdp scott/tiger DUMPFILE=scott.dmp DIRECTORY=dmpdir SCHEMAS=scott
またはTABLES=(T1:P1,T1:P2)、ただしT1がパーティション表の場合
USERIDは、コマンドラインの最初のパラメータである必要があります。
キーワード 説明 (デフォルト)
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ATTACH 既存のジョブに連結します。例: ATTACH [=job name]
COMPRESSION 有効なダンプ・ファイルの内容のサイズを小さくします
キーワード値は次のとおりです: (METADATA_ONLY)およびNONE。
CONTENT アンロードするデータを指定します。有効なキーワード:
(ALL)、DATA_ONLYおよびMETADATA_ONLY
DIRECTORY ダンプ・ファイルとログ・ファイルに使用するディレクトリ・オブジェクト。
DUMPFILE 宛先ダンプ・ファイル(expdat.dmp)のリスト。
例: DUMPFILE=scott1.dmp, scott2.dmp, dmpdir:scott3.dmp
ENCRYPTION_PASSWORD 暗号化列データを作成するためのパスワード・キー。
ESTIMATE 推定ジョブ時間を算出します。有効なキーワード:
(BLOCKS)とSTATISTICS。
ESTIMATE_ONLY エクスポートを実行せずに推定ジョブ時間を算出します。
EXCLUDE 特定のオブジェクト・タイプを除外します。例: EXCLUDE=TABLE:EMP
FILESIZE 各ダンプ・ファイルのサイズをバイト単位で指定します。
FLASHBACK_SCN セッションのスナップショットを戻すために使用するSCN。
FLASHBACK_TIME 指定の時間に最も近いSCNの取得に使用した時間。
FULL データベース全体をエクスポートします(N)。
HELP ヘルプ・メッセージを表示します(N)。
INCLUDE 特定のオブジェクト・タイプを含めます。例: INCLUDE=TABLE_DATA
JOB_NAME 作成するエクスポート・ジョブの名前。
LOGFILE ログ・ファイル名(export.log)。
NETWORK_LINK ソース・システムにリンクするリモート・データベースの名前。
NOLOGFILE ログ・ファイルを出力しません(N)。
PARALLEL 現行のジョブのアクティブ・ワーカー数を変更します。
PARFILE パラメータ・ファイルを指定します。
QUERY 表のサブセットをエクスポートするために使用する条件句。
SAMPLE エクスポートするデータの割合。
SCHEMAS エクスポートするスキーマのリスト(login schema)。
STATUS ジョブ・ステータスの監視頻度/秒。
デフォルト(0)の場合は、使用可能なときに新規ステータスが表示されます。
TABLES エクスポートする表(1つのスキーマのみ)のリストを識別します。
TABLESPACES エクスポートする表領域のリストを識別します。
TRANSPORT_FULL_CHECK すべての表の記憶域セグメントを検証します(N)。
TRANSPORT_TABLESPACES メタデータのアンロード元表領域のリスト。
VERSION エクスポートするオブジェクトのバージョン。有効なキーワード:
(COMPATIBLE)、LATESTまたは有効なデータベース・バージョン
次のコマンドは対話型モードの場合に有効です。
注意: 略語を使用できます
コマンド 説明
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ADD_FILE ダンプ・ファイルをダンプ・ファイル・セットに追加します。
CONTINUE_CLIENT ロギング・モードに戻ります。アイドル状態の場合、ジョブは再起動されます。
EXIT_CLIENT ジョブを実行したまま、クライアント・セッションを終了します。
FILESIZE 後続のADD_FILEコマンドのデフォルト・ファイル・サイズ(バイト数)。
HELP 対話型コマンドを簡単に説明します。
KILL_JOB ジョブを連結解除して削除します。
PARALLEL 現行のジョブのアクティブ・ワーカー数を変更します。
PARALLEL=<number of workers>。
START_JOB 現行のジョブを開始/再開します。
STATUS ジョブ・ステータスの監視頻度/秒。
デフォルト(0)の場合は、使用可能なときに新規ステータスが表示されます。
STATUS[=interval]
STOP_JOB ジョブの実行を順番に停止し、クライアントを終了します。
STOP_JOB=IMMEDIATEは、Data Pumpジョブの即時シャットダウンを
実行します。
page revision: 3, last edited: 18 Nov 2009 13:57