パーティション表の概念

パーティション化の基本概念

パーティション化の利点
  • パーティション・レベルでのデータのロード、索引の作成や再作成、バックアップやリカバリといったデータ管理操作が可能になる。これらの操作にかかる時間が大幅に短縮される。
  • 問合せのパフォーマンスが改善がされる。多くの場合、問合せの結果は表全体ではなくパーティションのサブセットにアクセスして取得することができる。
  • パーティション化により、定期的なメンテナンス操作による停止時間の影響を大幅に軽減できる。
  • メンテナンス操作の時間枠やリカバリ時間を短縮し、障害による影響を軽減させる目的でクリティカルな表と索引がパーティションに分けられている場合、パーティション化により、ミッション・クリティカルなデータベースの可用性が高まる。
  • パーティション化は、アプリケーションに対して完全に透過的である。
パーティション・キー
  • 1から16の順序付けられた列のリストからなる。
  • LEVEL、ROWIDまたはMLSLABELの各擬似列、およびROWID型の列を含むことはできない。
  • NULL値可能な列を含むことができる。
パーティション表
  • 表は最大1024K-1のパーティションに分割できる。
  • LONGデータ型またはLONG RAWデータ型の列を含む表はパーティション化に出来ない。
  • CLOBまたはBLOBの各データ型の列を含む表はパーティション化に出来る。
パーティション索引構成表(IOT表)
  • IOT表に対してレンジ・パーティション化、リスト・パーティション化またはハッシュ・パーティション化を実行できる。
  • パーティション列は、主キー列のサブセットであることが必要である。
  • 2次索引はローカルにもグローバルにもパーティション化できる。
  • OVERFLOWデータ・セグメントは、常に表パーティションと同一レベルでパーティション化される。

パーティション化方法

レンジ・パーティション化(Range Partitioning)

レンジ・パーティション化では、各パーティションに設定したパーティション・キー値の範囲に基づいて、データが各パーティションにマップされる。

  • 各パーティションにはVALUES LESS THAN句があり、これがパーティションの上限(この値は含まれません)を指定する。このリテラル以上となるパーティション・キーの値は、次のパーティションに追加される。
  • 最初の1つを除くすべてのパーティションには、前のパーティションのVALUES LESS THAN句に指定された暗黙的な下限がある。
  • 最上位のパーティションには、MAXVALUEリテラルを定義できる。MAXVALUEは、仮想の無限大値を示しており、そのパーティション・キーの他のどんな可能な値(NULL値を含みます)よりも高い値としてソートされる。
リスト・パーティション化(List Partitioning)

各パーティションの記述で、パーティション化キーの不連続な値のリストを指定する。このリストを基づいて各パーティションへ行をマップされる。

  • リスト・パーティション化の利点は、関連もなく順序付けもされていないデータのセットを、自然な形でグループ化および編成できることである。
  • レンジ・パーティション化やハッシュ・パーティション化とは異なり、リスト・パーティション化ではマルチカラム・パーティション・キーはサポートされていない。表をリストによってパーティション化する場合、パーティション化キーは常に表の単一列になる。
  • DEFAULTパーティションを使用すると、リスト・パーティション表に可能な値をすべて指定する必要がなく、他のどのパーティションにもマップされない行でもエラーは生成されない。
ハッシュ・パーティション化(Hash Partitioning)

ハッシュ・パーティション化では、レンジ・パーティション化やリスト・パーティション化ができないデータを容易にパーティション化出来る。

  • 特定の範囲にマップされるデータ量が事前に把握できない場合。
  • 各レンジ・パーティションのサイズが大幅に異なるか、または手動で調整するのが困難な場合。
  • レンジ・パーティション化を行うとデータが不適切にクラスタ化されてしまう場合。
  • パラレルDML、パーティション・プルーニングおよびパーティション・ワイズ結合といったパフォーマンス機能が重要な場合。
コンポジット・パーティション化(Composite Partitioning)

コンポジット・パーティション化では、データはレンジ方式でパーティション化されてから、各パーティション内でハッシュまたはリスト方式でサブパーティション化される。
Composite Partitioning Range-Hash
レンジ-ハッシュ・コンポジット・パーティション化では、レンジ・パーティション化の優れた管理性や、ハッシュ・パーティション化のデータ配置、ストライプ化およびパラレル化といった利点が生かされている。
Composite Partitioning Range-List
レンジ-リスト・コンポジット・パーティション化では、レンジ・パーティション化の管理性と、サブパーティションに対するリスト・パーティション化の明示的な制御が生かされている。

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