共有サーバーの基本設定(10.2)

1.共有サーバー用初期化パラメータ

初期パラメータ 説明
SHARED_SERVERS 初期共有サーバー数及び最低保持する共有サーバー数(必須パラメータ)。
MAX_SHARED_SERVERS 同時に実行可能な共有サーバーの最大数。
SHARED_SERVER_SESSIONS 同時に実行可能な共有サーバー・ユーザー・セッションの合計数(専用サーバー用のユーザーセッションを予約できる)。
DISPATCHERS 共有サーバー・アーキテクチャのディスパッチャ・プロセス構成。
MAX_DISPATCHERS 同時に実行可能なディスパッチャ・プロセスの最大数(将来のリリースのため、現在無視しても良い)。
CIRCUITS 受信及び発信用のネットワーク・セッションに使用可能なバーチャル・サーキットの合計数
  • 共有サーバーの使用可能化:SHARED_SERVERSに0より大きい値を設定する。
  • 標準システムでは10接続ごとに共有サーバー1つという割合で安定する。

2.共有サーバーの設定

共有サーバー数(最小値)を10に設定する。

ALTER SYSTEM SET SHARED_SERVERS=10 SCOPE=BOTH;

共有サーバーの最大値を50に設定する。

ALTER SYSTEM SET MAX_SHARED_SERVERS=40 SCOPE=BOTH;

共有サーバー・セッション数の制限によって専用サーバー接続数を確保(360セッションに120専用接続を確保)

ALTER SYSTEM SET SESSIONS=360 SCOPE=SPFILE;
DB再起動
ALTER SYSTEM SET SHARED_SERVER_SESSIONS=240 SCOPE=BOTH;

3.DISPATCHERS初期化パラメータの主な属性

属性 説明
PROTOCOL ネットワークプロトコル指定
DISPATHERS 起動する初期ディスパッチャ数
CONNECTIONS 各ディスパッチャに対して許容されるネットワーク接続の最大数
SESSIONS 各ディスパッチャに対して許容されるネットワークセッションの最大数
POOL 接続プーリングの設定
LISTENER リスナーの別名を指定。PMONはこの名前でディスパッチャ情報を登録する。

4.DISPATCHERSの設定

5つのディスパッチャを設定

ALTER SYSTEM SET DISPATCHERS=‘(PROTOCOL=tcp)(DISPATCHERS=5)SCOPE=BOTH;

最大ディスパッチャ数を15に設定(将来のリリースのため、10gに無意味)

ALTER SYSTEM SET MAX_DISPATCHERS=15 SCOPE=BOTH;

特定ディスパッチャの停止

-- 下記のSQLを発行して、停止しようとするディスパッチャを決める。
SELECT NAME, NETWORK FROM V$DISPATCHER;
ALTER SYSTEM SHUTDOWN IMMEDIATEDnnn’;

5.監視のための動的ビュー

V$DISPATCHER ディスパッチャプロセス情報を提供
V$DISPATCHER_CONFIG ディスパッチャに関する構成情報
V$DISPATCHER_RATE ディスパッチャプロセスのレート統計
V$QUEUE ディスパッチャメッセージキュー
V$SHARED_SERVER 共有サーバーについての情報
V$CIRCUIT バーチャル・サーキットについての情報
V$SHARED_SERVER_MONITOR 共有サーバーのチューニング情報
V$SGA SGAサイズ情報
V$SGASTAT SGA関連の詳細統計情報
V$SHARED_POOL_RESERVED 共有プール内で予約済みのプール

Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License