フラッシュ・リカバリ領域(Flash Recovery Area)の設定・管理
Flash Recovery Area概要
- フラッシュ・リカバリ領域をRAWファイル・システムに格納することはできません。
- フラッシュ・リカバリ領域のディスク割当て制限を決定する必要もあります。
- フラッシュ・リカバリ領域は、データ・ファイル、制御ファイル、オンラインREDOログなどのアクティブなデータベース・ファイルが格納されているデータベース領域とは異なるディスク上に確保すべきです。
- RAC環境でフラッシュ・リカバリ領域の位置を選択する場合は、クラスタ・ファイル・システム、ASM、またはNFSを介して構成された共有ディレクトリの位置を選択する必要があります。位置およびディスク割当て制限は、すべてのインスタンスで同一である必要があります。
Flash Recovery Area設定
OEMで設定
メンテナンスタブ→リカバリ設定リンク
SQLコマンドでFlash Recovery Area設定
SQL> alter system set DB_RECOVERY_FILE_DEST='/u03/oracle/oradata/ocm/flash_recovery_area' SCOPE=BOTH;
システムが変更されました。
SQL> alter system set DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE=30G SCOPE=SPFILE;
システムが変更されました。
SQL>
フラッシュ・リカバリ領域に関する情報
V$RECOVERY_FILE_DEST:Flash Recovery Area領域使用状況
V$FLASH_RECOVERY_AREA_USAGE:ファイルタイプ別の領域使用状況
V$CONTROLFILE, V$LOGFILE,V$ARCHIVED_LOG,V$DATAFILE_COPY,V$BACKUP_PIECEにIS_RECOVERY_DEST_FILEカラムを追加しました。
page revision: 20, last edited: 18 Nov 2009 14:17